ユリス クラシックス:アワーストライカー ファントム

オーバル型の高級スピーカーで HD オーディオの革命を起こしたフランスの会社 Devialet と伝説の時計メーカーであるユリス・ナルダンのコラボレーションにより、手首に纏うオーディオ体験とも呼ぶべき、ストライキング ウォッチのリミテッド エディションが 85 本限定で製造されました。

ファブリック調の白い背景を背に白い球体に置かれたアワーストライカー

2 つのブランドが互いの研究開発部門の強みを持ち寄って協力し、「アワーストライカー ファントム」という、並外れた時計の姿をしたユニークなサウンド体験を実現しました。優れた音響性能と音質により、時計業界でも類稀なストライキング ウォッチに仕上がっています。

アワーストライカー ファントムのクローズアップ
アワーストライカー

時を聴く

元々ストライキング ウォッチは、電灯が普及する前、暗闇の中で音を鳴らして時間を告げる目的として使用された、まさに夢を具現化したものでした。1980 年代以降、Rolf Schnyder のリーダーシップの下、ユリス・ナルダンはこの時計を復活させた初めての時計メーカーのひとつとなりました。Devialet のエンジニア、変形現象の専門家、そしてユリス・ナルダンの音を専門とする時計職人が一致協力し、ユリス・ナルダンのストライキング機構から発せられる音声信号のステップを見直してストライキング ウォッチとしてはこれまでで最高の性能、100mm で 85 dB を実現しました。

    アワーストライカー ファントムの組立

    トーションアーム システム

    従来のストライキング機構では、ハンマーがゴングを叩くことで音声周波数が発生し、それを放出させて音で時刻を告げていました。しかし、アワーストライカー ファントムでは、ゴングのヒールが、ゴングの振動による作用の力の方向を変えるトーションアーム システムによって固定されています。伝統的なストライキング機構の場合、発生した力は基本的に時計のムーブメント内に留まり、少量の空気を発生させてそれが時計のさまざまな部品によって移動します。

    アワーストライカー ファントムのケースバック

    薄いメンブレン

    一方、アワーストライカー ファントムの場合、ゴングによって生じた作用の力は時計の外に放出され、トランスミッション アームによって時計の底に張った薄いメンブレンに伝達されます。このメンブレンは面積が大きいため、大量の空気を移動させることが可能なため、結果的に大きな音が出ます。これは、スピーカーとそのコーンおよびメンブレンに例えることができます。

    組み立てられたアワーストライカー ファントム

    85 dB

    時計の底部の音を伝達するメンブレンの下には 8 つの穴が開けられており、自社製自動巻きムーブメント UN-610 はこのメンブレンに覆われています。これにより、タイムピースのすばらしい音響性能は最大限に引き出され、増幅、増強されます。全体にポリッシュ仕上げを施した 43 mm のチタン製ケースも音を増幅させる役割を果たし、結果的に、時計製造の分野では並ぶもののない 85 dB の大音量を実現できたのです。

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