探検への憧れが初のマリン・クロノメーター製作につながったユリス・ナルダンのルーツから、航海にインスピレーションを得ている現在のクリエーションに至るまで、ユリス・ナルダンは1846年の創業以来、常に海との密接な関係を保ってきました。
つまり、私たちが世界最大のヨットレースの公式タイムパートナーとなるのは自然な流れであり、オーシャンレースにおいて最高精度の計時を提供することをお約束します。
準備完了です、出発しましょう！
ユリス・ナルダンは第14回オーシャンレースの公式タイムキーパーを務めることを誇りに思います。 レースに参加する勇敢なセーラーたちと私たちとの共通部分は海そのものと同じくらい広大です。1973年以来、この究極的なオーシャンマラソンは伝説的なセーラーたちが非常に困難な海上で競い合う、他では見られない冒険レースとして開催されてきました。ユリス・ナルダンは約2世紀に渡り、技術やデザイン、革新の限界に挑み続けています。セーリングの限界に挑戦する人々を支援すること自体が、私たちにとってはまさにネクストステージへとつながる論理的ステップなのです。
大海原で開催されるこちらのレースは、2023年1月15日にスペインのアリカンテからスタートし、途中8箇所の都市に立ち寄った後、夏にイタリアのジェノバにゴールする予定です。6ヶ月に渡るレース開催期間中、スタートのカウントダウン、レグタイム、フィニッシュといった、すべての公式計時をユリス・ナルダンが担当します。
また、24時間スピードチャレンジでは、ワンデザインのVO 65クラスと、フライング、フォイリングのIMOCAクラスの全艇をRace Controlにて常時モニターし、レグを通して、24時間の距離追跡を行います。各クラスにおいて、レグごとに最も長距離を走破した艇が優勝します。
ユリス・ナルダンは、世界で最も人気のあるセーリングゲーム、『バーチャルレガッタ』オーシャンレースエディションの公式タイムパートナーも担っています。100万人以上ものプレイヤーがいるこのゲームで、リアルのレースや船長がバーチャル世界でのセーリングスポーツゲームと融合できることを証明しています。 バーチャルレースに参加する
Ø 44mm
海洋保護に対する明確な誓約とパートナーシップを記念し、ユリス・ナルダンは、オーシャンレース ダイバー.ウォッチを発表しました。初のサステナブルなダイバーコレクションとしてデザインされた、画期的で個性あふれるこちらのタイムピースはオーシャンレースの公式ウォッチです。古いものから新しいものを作り出すことや素材を再生させることは、人々の海洋保護に対する意識の向上につながると私たちは考えます。
ユリス・ナルダンは、伝説的なオーシャンレースとその環境への取り組みを称える新しい限定クロノグラフを発表しました。
オーシャンレースとのコラボレーションで発表されたこの限定モデルは、両パートナーの海への情熱、共通の冒険心、そして海を守るための共同の取り組みに敬意を表しています。
現在、毎年900万トンのプラスチックごみが海洋に新たに流れ出ていると推定されています。そのうちの64万トンが紛失や廃棄された漁網です。技術の革新により、ユリス・ナルダンは漁網のアップサイクルやその他のリサイクル素材を使用して「ダイバー」を製作することに成功しました。 逆回転防止ベゼルには、最新の航空機の胴体や翼に使用されているのと同じファイバーからなるCarbonium®が用いられています。従来のカーボン複合材料に比べて環境負荷を40%低減する素材です。 44mmウォッチのサイドケース＆ケースバックでは、Carbonium®を40%と、漁網のリサイクルポリアミドNylo®を60%使用しています。これは画期的な組み合わせであり、ブルトンの若手デザイナーが立ち上げたフランス発の漁網リサイクル会社FIL&LABに尽力いただいています。 ストラップにはスクラッチクロージャーを備え、こちらも漁網リサイクル素材が100%用いられています。 ムーブメント部品は、工房の半径30km以内で調達されており、半分はリサイクルルートから得ています。 UN-118キャリバームーブメントがセーラーのために高い精度で時を刻み続けることをお約束します。
オーシャンレースと共に存在するもう一つのレースもまた非常に重要です。そして、この闘いの目標もまた勝つことにあります。しかしその闘いで最も祝福されるべきは私たちの海です。ユリス・ナルダンはオーシャンレースにおける強力な「Time to Act」パートナーとなることを約束します。私たちの海を守るために今こそ行動を起こさなければなりません。もう時間に猶予はなくなりました。私たちは国連のSDG14を通じ、2030年までにエコロジカルな成果を上げることを誓います。 より良い海を守るためのカウントダウンはもう始まっています。
詳しく知る
ユリス・ナルダンはオーシャンレースのTime to Act パートナーであり、世界の海の責任ある利用と保全に取り組んでいます。
は、3つの柱に基づいて進歩を達成するために考えられたサステナビリティ・プログラムです。
海洋に関するより良い政策を考え、地域のイノベーションとベストプラクティスを用いてグローバルな課題に取り組むハイレベルなフォーラムです。
海洋問題について若者にインスピレーションや勇気を与えるもので、9つの言語による学習モジュールを備えています。
レースボートやセーラーの協力のもと、遠隔地の海から水質や大気のデータを収集し、生態学的研究を向上させるものです。
ユリス・ナルダンとオーシャンレースは、国連の示している持続可能な開発目標SDGsに沿った運営を行うことを誓約しました。
そして、国連のSDG14の一環として、2030年までに成果を上げることを目標に、変化をもたらすための科学的研究を続けることを約束します。
ユリス・ナルダンは長い間、時間と海洋の両方の守護者でありたいと願い続けてきたのですから。
ユリス・ナルダンは11TH Hour レーシングチームともパートナーシップを結んでいます。こちらのチームの名称の「11th」とは、11時間目、つまり最後の1時間を意味しており、地球の健康を回復させるための時間が少なくなっていることを思い起こさせます。
ユリス・ナルダンは勇敢で目的意識の高い彼らのような偉大な探検家たちのために時計を製作してきました。私たちは、海への情熱やエコロジカルな取り組み、最先端のテクノロジーへの注力といったものを共有しています。
11TH Hour レーシングチームのチャンピオンは、海の上にいるかどうかに関わらず常に勝ちたいと考えます。
私たちは次のプロフェッショナルなセーラーたちをフォローおよび支援します：Charlie Enright、Justine Mettraux、Simon Fisher、Amory Ross、Jack Bouttell、Francesca Clapcich彼らは60フィートのレース艇「Mālama」で、南極海を含む、最も人を寄せ付けない厳しい海域でレースを行います。
このチームは、ロードアイランド州ニューポートを本拠地とし、サステナブルな運営を中核に据えています。廃棄物ゼロを目指すこと、プラスチックの無駄遣いをやめること、ポジティブな社会的インパクトを広めることに焦点を当て、さまざまなプラットフォームで情報を発信しています。11TH Hour レーシングチームの目的は、コンシャスな行動によって、健康的なコミュニティや豊かな経済、より良く保護された地球を次世代に残していくことです。
ユリス・ナルダンと11TH Hour レーシングチームは、より良い未来のために出航する準備ができました。
